僕らは普通に生きていると、
他人のHを見る事がまずありません。
だから、恋人同士、夫婦の営みで
どんな事が行われているのか、
どれくらいの時間をかけているのか、
そういったことは
友人、知人、同僚などの間で
共有しあうことって
相当関係値が高くない限りは
ありえません。
日本の男性が行為にかける時間は
３０分を超えれば長い方だと
言われています。
前戯で３０分、
挿入で３０分、
…ではなく、
前戯＋挿入合わせて３０分です。
この間にすべての行為を
詰め込んで、
それで「長い方」です。
僕からすると
信じられないほどに
非常に短い時間です。
なお、この現象には
特徴があり、
二人の付き合う年月の長さに
反比例して短くなり、
コンドームの装着の有無によっても
変化が生じます。
コンドーム（特にラテックスゴム系）は
濡れが足りないと
膣口に入りづらいためです。
だから、お互い好きで
相性がよくて、居心地がよくて
長年付き合っているはずなのに、
Hの時間になると
前戯もそこそこに
ナマで挿入して、
男性だけが満足して終わる
…というカップルって
結構多いんです。
女性はこの時何に満足をするかというと、
「大好きな男性が満足をしてくれた」…という
その事実に充足感を感じて
それで自分が満足できた、と
偽りの満足感を抱えて行為を終えます。
でも、本当は女性だって
狂おしいほどの快楽に
身を包まれる機会があって
良いはずです。
たっぷりと時間をかけた
愛撫にリラックスして
脳から足先まで痺れるような
快楽に体を貫かれて、
沢山楽しんだあと、
男性の腕の中で
ゆっくりと人心地をつく…。
そんな体験をもっと
女性に提供する環境が
整って、
心からの充足感、
満足感を味わえる女性が
沢山増えてほしいと
僕は思います。
